南アフリカ北ケープ州の半砂漠地帯に位置するナマクワランドと呼ばれる一帯は、”奇跡の花園”とも称される広大な花畑が忽然と現れることで広く知られています。ケープコーストから500キロほど北上し、100キロほど内陸に入ったこのエリアは、年間のほとんどは地味なアースカラーに覆われていますが、春が到来とともに一気にまばゆいばかりの色彩と香りに包まれます。一見して不毛な半砂漠地帯に例年8〜10月の数週間だけ、乾燥した大地を埋めつくさんばかりの色とりどりの野生の花が一斉に咲き、まるで奇跡が起きたかのように見渡す限り一面の花畑が出現します。これは毎年春先に降る恵みの雨により、乾いた地表に落ちた花の種子が芽吹く自然現象で、広大な半砂漠地帯のいつどこに花畑が出現するのかは、雨の降る場所や時期によって異なるため誰も知り得ません。
ナマクワランドではおよそ4,000種にも上る砂漠の植物が確認されており、ナマクワ・ハーフマンといった神秘的な植物はドラマチックな風景の演出効果を高めてくれています。またグーギャップ自然保護区やヘスター・マラン・ワイルドフラワーガーデンなどでは、南アフリカの多肉植物30種以上が生育しており、貴重な自然景観を保護するための取り組みが展開されています。
世界最大の旅行クチコミサイトとして定評のある「トリップアドバイザー2013」で、アフリカの人気の観光地の第1位を射止めるケープタウンは、テーブルマウンテンから遠く海まで各地に広がる様々な魅力でよく知られています。豊かな歴史や活気溢れる文化、真珠のように輝く白いビーチ、魅力的な漁村、カラフルな植物保護区、数多くのアドベンチャ―体験などが楽しめるケープタウンは、南アフリカ旅行の中で、最低でも1週間の滞在を楽しむことが出来る場所です。
ケープタウンのアデレイ・ストリートで目にするお花売りは、街のシンボルであるテーブルマウンテンに負けないほど広く知られています。元気で人懐っこい笑顔を見せてくれる彼女達のアドバイスは機転が利いていて、心踊る美しさと色彩を数多くの家庭にお届けするのに一役買っています。
※南アフリカ観光局は2013年2月の日本から南アフリカへの渡航者数が、前年同月比29.3%増の2,533人に上ったと発表した。2012年2月の渡航者数は1,959人で、前年同月(2011年2月)比で39.5%増だった。
これで日本から南アフリカへの渡航者数は2011年10月以降、17ヶ月連続で前年同月を上回るとともに、
2013年1月から2月までの累計渡航者数は前年同期比44.7%増の5,246人に上っている。
【情報提供】 南アフリカ観光局
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ワン&オンリー・ケープタウン
ワン&オンリー・ケープタウンは、ケープタウンのファッショナブルな地区、ビクトリア&アルフレッド・ウォーターフロントの中心に位置しています。 ケープタウンは南アフリカ・ケープ半島の北端にあるテーブルマウンテンのふもとに位置しており、周囲は大西洋とインド洋が交わる海域となっています。
背後にテーブルマウンテンがそびえる世界屈指の観光地、ケープタウンは、生涯忘れられない想い出の舞台としてまさに最適だといえるでしょう。 【情報・画像提供】 One&Only
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南アフリカ航空
ひとことでいえばワイルドな自然を優雅に味わえる旅。太古の姿を残す大自然、夕日を浴びた野生動物、大航海時代を漂わせる街並み、多彩な民族との交流、いつまでも忘れられない特別な旅を、設立78周年を迎えた南アフリカ航空でエスコートいたします。南アフリカ共和国のフラッグキャリア。 1934年に設立、長い歴史を持つアフリカ最大規模の航空会社。香港からヨハネスブルグまで、直行便が毎日運航。ヨハネスブルグからはグローバルなネットワークで世界40ヶ国とアフリカ大陸40都市を結んでいます。