ブータンのお祭り ツェチュのマスクダンス


ブータンは、手つかずの自然・文化を楽しめる、タイム・スリップのような旅ができる国です。国土の72パーセントを森が被い、素朴な環境には、絶滅の危機に瀕した動植物が生息しています。この神聖な土地は、大乗仏教のヴァジュラ・ヤーナ派(金剛乗)最後の砦であり、その宗教はブータン人のアイデンティティの真髄となっています。

世界の旅行者から、「最後の秘境」、「シャングリラ」と評されるブータンは、ヒマラヤ山脈の東端にある仏教王国です。近隣の仏教文化圏が近年のグローバリゼーションの中でその文化的特徴を失いつつあるのに比べ、ブータンには今もなお中世の雰囲気を感じさせるオリジナルな仏教文化を色濃く残しています。

ブータンを訪れた人の多くは、素晴しく、気高く、神秘的な体験をしたと言われます。次の休暇には、ブータンへのご旅行を計画の一つに加えてみてはいかがでしょうか。


ツェチュ(「10日」という意味)は、ブータン中の寺院、僧院、ゾンで毎年行われる祭りです。ツェチュは太陰暦で月の10日目に当たる日を祝う宗教的な行事で、グル・リンポチェの生まれた日と一致するとされています。しかし、行われる月は、場所によって、寺院によってまちまちです。

ツェチュは、様々な村から人が集まり宗教的なマスクダンスを見ることが出来る一大イベントです。マスクダンスは、8世紀のグル・パドマサンバヴァの生涯の出来事を称えたもので、ラマ教の恩恵を受けています。祭りにはまた、色とりどりのダンスや余興があります。 全ての人は、ツェチュに参加し、マスクダンスを一度は見て、恩恵を受けて罪を洗い流さなければならないと言われています。

ツェチュの間に披露されるマスクダンスは、全て背景に物語があります。僧院では僧がマスクダンスを踊り、遠く離れた村では僧と村人が共に踊ります。祭りに来た村人も観光客も、このユニークでカラフルで楽しい文化に魅了されています。
『情報提供:ブータン政府観光局』


ティンプー・ツェチュ
ブータンの首都ティンプーのタシチョ・ゾン(国王の執務室及びブータン仏教界最高機能施設)の新しく作られたツェチュ用の広場にて、毎年9月中旬~10月初旬の3日間行われます。以前は、タシチョ・ゾンの中庭で行われていましたが、来参者が多くなり手狭となったため、タシチョ・ゾンに隣接したツェチュ用の広場が作られました。 
国王をはじめロイヤルファミリーの方々もお出でになります。気さくな国王で知られる第5代ジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王は、時として来参者の間を歩きながらお声をかけられる姿も見受けられます。

★2013年のティンプー・ツェチュ開催日: 9月14日(土)、15日(日)、16日(月)
   ※<ツェチュ>日は、ブータン暦が基本となりますので毎年変動致します。
   ※年内のツェチュ時期のホテル等の手配は既に難しい状況となっております。
     早期の計画をお勧めします。

   【旅行企画のお問い合わせ】 ワールドイベントリンク㈱  ☎06-6226-8750 info@we-link.co.jp

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『写真 情報提供:ペリカントラベルネット ブータン店』 http://www.pelican-travel.net/bhutan/

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