毎年7月に開催されるキャンドル・フェスティバル(蜜蝋祭り)は、スリンの象祭り、スコータイのロイクラトン・フェスティバルと並び、タイの三大祭りの一つに数えられるお祭りです。起源は古く、僧侶が雨季への移行時期に安居し、雨季が終わる迄の約3か月間寺院にこもって修行する際、信者が読書をするための灯りとして蜜蝋(ろうそく)を寄進したことが始まりとされます。
開催されるウボンラーチャターニーは「蓮の都」を意味し、東はラオス、南はカンボジアに接するムーン川に沿ったタイ最東部の都市です。首都バンコクからは東へ約630km、空路約1時間のところです。自然の美しさとともに強い仏教徒の伝統が受け継がれ、立派な寺院が数多くあります。
入安居前日の前夜祭には、ウボンの街の各寺院が製作した40以上の巨大な蜜蝋彫刻の山車が展示されます。芸術的なすべてのデザインは、仏教とヒンズー教の場面がモチーフとなっています。夜にライトアップされた作品はさらに幻想的な世界を醸し出します。
本番には展示されていた山車が、タイの民族衣装を着た舞踊団や音楽隊と一緒にパレードを行います。年々国内外からの観光客が増えていて、昨年は延べ10万人以上の観光客が訪れています。
2013年度は7月22日と23日に開催予定です。スケジュールの詳細は開催の1か月前ほどに確定する予定ですが、昨年とほぼ同内容になることが予想されるため、昨年度に案内されたプログラムをご案内します。特に世界からの彫刻家が参加して、同量の蜜蝋から自由に作品を作り上げる「ウボンラーチャターニー国際ろうそく展示会」も見どころのひとつです。
【2012年実施のプログラム(参考)】
◆キャンドル・フェスティバル写真展 ◆ウボンラチャーターニー国際ろうそく彫刻展 ◆キャンドル・フェスティバルストリート/キャンドル彫刻の実演/写真展 ◆ミス・キャンドル・コンテスト ◆キャンドルフラワー ◆キャンドル・フェスティバルパレード ◆郷土舞踊&キャンドルナイトパレードによるライト&サウンドショー
(情報提供:タイ国政府観光庁)
お薦めホテル
マンダリン・オリエンタル
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その存在自体が伝説と言えるホテル。
その壮麗さや豪華さにより、100年以上にもわたり、各国の王族や要人、芸術家、目の肥えた旅行者を魅了してきており、世界でもっとも素晴らしいホテルの1つとして、確固たる地位を築いている。
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(情報提供:GTA)
お薦めエアーライン
日本航空のビジネスクラス
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“Private & Relax”をコンセプトに、寝返りがうてるほどのゆとりのスペースで心地よい眠り、そして長時間のフライトでさまざまに変化する姿勢を、お好みのシートポジションで快適にサポートします。
※成田出発のバンコク路線(JL717/JL718)に導入されています。
※運航される機材や座席仕様等は予告なく変更となる場合もございます。詳細はスケジュール案内をご確認ください。