芸術探訪・春の美術館

大阪市立美術館

大阪・関西万博開催記念

大阪市立美術館リニューアル記念特別展

「日本国宝展」

7月16日(土)~9月25日(日)

大阪市立美術館では、2025年4月26日(土)から6月15日(日)まで、大阪・関西万博開催記念 大阪市立美術館リニューアル記念特別展「日本国宝展」を開催します。

 本展は全国から130件(参考出品を除く)もの国宝が一堂に集まり、日本の美の歴史をたどる、稀有にして贅沢な機会となることでしょう。また、美術館のリニューアルオープンと万博の開催が重なるまたとない機会に、初めて大阪で開かれる国宝展であることから、大阪ゆかりの国宝もまとめてご紹介します。展覧会をもりあげるさまざまなトピックをご紹介します。

大阪市立美術館 外観  撮影:佐々木香輔

■開館時間 9:30~17:00  

      ※土曜日、5月4日、5月5日は午後7時まで

      ※入館は閉館の30分前まで

■休館日  月曜日(ただし、4月28日、5月5日は開館)

■観覧料  一般2,400円 大学・高校生1,700円 小中生500円

■会場   大阪市立美術館(天王寺公園内)

■お問い合わせ

      大阪市総合コールセンター なにわコール

      電話06-4301-7285 受付時間:8:00~21:00(年中無休)

チケットプレゼント 3組 6名様

 

 

大阪中之島美術館

生誕150年記念 上村松園

3月29日(土)~6月1日(日)

前期:3月29日~5月11日 

後期:5月13日~6月1日

京都に生まれた上村松園(1875‒1949)は、美人画の第一人者として知られます。

 伝統を学びながら独自の人物表現を切り拓き、生涯にわたり理想の女性像を追い求めて描きました。四条派の伝統が色濃い京都画壇にあって、自ら美人画の系譜を切り拓いた上村松園は、多くの意味でパイオニアとしての運命を背負い、それを見事に成就したといえるでしょう。本展は、珠玉の名作を含む作品群によって松園の画業を振り返ります。また、女性として初めて文化勲章を受賞し、近代美術史に揺るがない足跡を残した松園芸術の真価を振り返る機会といたします。

上村松園《わか葉》1940年 名都美術館【前期展示】

■開館時間 10:00~17:00  

      ※入場は16:30まで

■休館日  月曜日、5月7日(水)

      ※4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館

■観覧料  一般1,800円 高大生1,500円 小中生500円

■会場   大阪中之島美術館 4階展示室

■お問い合わせ

      大阪市総合コールセンター なにわコール

      電話06-4301-7285 受付時間:8:00~21:00(年中無休)

チケットプレゼント 2組 4名様

 

 

 

京都市京セラ美術館

松本市美術館所蔵

草間彌生 版画の世界―反復と増殖―

4月25日(金)~9月7日(日)

前期:4月25日(金)~6月29日(日)

後期:7月1日(火)~9月7日(日)

草間彌生は1979年に版画作品を初めて発表します。そこには米国から帰国後の死や苦悩をテーマにした作品とは対照的に、華やかなモチーフが色彩豊かに表現されています。それまでの抽象的な表現に加え、南瓜、ドレス、葡萄、花や蝶など日常的なモチーフが網目や水玉で構成され、明瞭な色彩をまといます。網目や水玉の増殖が創作活動の根源にあった草間と、複製芸術である版画は必然的に出合ったと言っても過言ではないでしょう。近年は、富士山を主題に浮世絵の木版画の技法を用いた連作や、モノクロームの大型シルクスクリーン作品「愛はとこしえ」シリーズなど、特徴的な作品を発表しています。本展覧会では世界最大級の草間コレクションを誇る草間彌生の故郷・長野県松本市にある松本美術館が所蔵する版画作品に作家蔵の作品を加えた約330点で草間彌生の版画芸術の魅力と軌跡を展観します。

《靴をはいて野にゆこう》1979年 ©YAYOI KUSAMA【後期展示】

■開館時間 10:00~18:00  

      ※入場は閉場の30分前まで

■休館日  月曜日(ただし4/28、5/5、7/21、8/11は開館)

■観覧料  一般2,200円 高校・大学生1,400円 小中学生600円

■会場   京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ

      〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町-124

■展示会公式サイト

      https://yayoikusamahanga.exhibit.jp/

チケットプレゼント 2組 4名様

 

 

あべのハルカス美術館

空想旅行案内人

ジャン=ミッシェル・フォロン

4月5日(土)~6月22日(日)

誌的でユーモアに富み、やわらかな色彩とかろやかなタッチで表現されたフォロンの作品は、見る人を空想の旅へと連れ出してくれるとともに、この世界で起きているさまざまなことがらへの気づきをもたらす、豊かなメッセージ性をもそなえています。ベルギーの巨匠マグリットの絵に魅せられ、美術の道を志した彼は、実に多彩な才能を発揮したアーティストでした。アメリカの有名雑誌に挿絵が掲載されたことをきっかけに、その名は世界へと羽ばたいていきます。日本を含め各国で展覧会が開かれ、彼自身も世界中を旅して、その経験を創作のエネルギーとしていました。フォロンの没後20年、その彼が生前に設立したフォロン財団の25周年を記念する本展では、フォロンが生み出した絵画や写真、ポスター、彫刻やオブジェ、アニメーションなど230点を、まるで空想旅行をするような気分でお楽しみいただきます。

■開館時間 火~金/10:00~20:00 月土日祝/10:00~18:00

      ※入館は閉館30分前まで

■休館日  4月7日(月)、5月12日(月)

■観覧料  一般1,900円 大高生1,500円 中小生500円

■会場   あべのハルカス美術館

      〒545-6016 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 

      あべのハルカス16階  電話:06-4399-9050

チケットプレゼント 2組 4名様

 

 

※芸術探訪をご覧になっている読者の方にお知らせします。諸般の事情により日程・開館時間等に変更する場合があります。最新の開館状況は美術館HPをご確認ください。